ラテン音楽の特徴

拍子(クラーベ)

ラテン音楽の浮き立つようなリズムはアフリカ直系の2拍子と3拍子の複合リズムや、現在のスペイン民謡や中南米各地の民謡に見られる8分の6拍子(2ビート)と4分の3拍子(3ビート)の交互進行です。ソンやサルサのように、これらのリズムが融合して発展したものも多いのもラテン音楽の特徴。

クラーベ(Clave)はサルサなどで用いられるラテン音楽特有のリズムパターンです。スペイン語で「鍵」を意味し、文字通りラテン音楽を理解する上での重要な鍵となります。クラーベは楽曲の土台となるリズムで、パーカッションやピアノ、ベースのパターンはもちろん、歌のメロディやホーンのフレーズまで全てクラーベの上に成り立っています。

ソンクラーベ・ルンバクラーベ・6/8クラーベがあり、「2」と「3」を交互に拍子を打ちます。「2-3」や「3-2」と曲やフレーズによってカウントが違いラテングルーブします。